どうも、パーソナルトレーナーのかたぎり(@katagirijukucho)です。
女性のダイエット間違いあるあるの紹介
※「うわ〜あるある」と思いながら、読んでいただけると幸いです。
今日では色々なダイエット法が存在し、どれを信用していけばいいのか、今のダイエット法が当たっているのかがわからずに困惑している人が多いと思います。
実際にかたぎり塾に来店してくださっているお客様でも、大体の人がサプリメントや糖質制限などで何をしたらいいのかわからないという人が多いです。
今回の記事ではダイエットをしている女性に多い間違いあるあると、その問題点&改善策をいくつかご紹介したいと思います。
・ダイエットをしている人(特に女性)
・うまくダイエットできていない人
・今やっているダイエットが果たして正しいのかわからない人
目次
①野菜ジュースがヘルシーだと思っている
「野菜=ヘルシー」ということは間違いありません。
そういったこともあり、手軽に摂取できる野菜ジュースを飲んでいる人はちょっと注意が必要です。
市販の野菜ジュースは甘い場合が多く、飲みやすいようにフルーツつまり糖質が入っているものが多くなっています。
糖質が入っているドリンクは血糖値の上昇がインスリンを分泌し体脂肪を合成する手助けになります。
さらにカロリーがある上に、ドリンクは咀嚼をしないため満腹感を得られにくく、過剰摂取に繋がることも。
ダイエット中の飲み物は基本はお茶か水、コーヒーなどにするようにするのがオススメです。
②酵素ドリンクで痩せると思っている
酵素は生命を維持したり健康でいるために必要なものですが、大きく分けて「体内酵素」と「食物酵素」の二種類があります。
酵素ドリンクは主に後者になります。
その酵素ドリンクですが、問題点は二つあります。
一つ目は酵素自体が痩せるというエビデンスがはっきりしていないということ。
つまり、シンプルに酵素を摂取しても痩せるという証拠がないということです。
仮に効果があったとしても、ダイエットをする上で酵素以外に大きな要因や改善するべきものは他にも沢山あると言えるでしょう。
二つ目の問題点は、日本の食品衛生法では飲料物に80度以上の加熱殺菌が義務付けられていること。
酵素は40度で失活し始め、60度で完全に失活することがわかっています。
つまり、酵素ドリンクはそもそも酵素が入っている場合でも、実際には製造過程で失活していて”元”酵素ドリンクになっているということが言えます。
③エステでダイエットしている
女性に多いのがエステでのダイエット。
エステは確かにきついダイエットなどに比べて気持ちよく綺麗に痩せるイメージがあって、とても魅力的です。
しかし、基本的にはエステはセルライトを伸ばしたり熱で温めたりして痩せやすくすることができるのであって、実際に脂肪が体内から消えるわけではありません。
基本的にエステは高額でもあり、たまにご褒美としてや美容としていくぶんにはとても魅力的ですが、エステをダイエットの主軸にするのはあまりオススメできません。
それでしたら、しっかり運動をしたり食事を見直して、根本から痩せる方向性を見つけていくように努力していくといいでしょう。エクササイズの筋疲労を回復するマッサージなどはとてもオススメです。
④グラノーラでダイエットしている
麦を使ったり色々なものが入っている上に手軽に摂取できることで人気のグラノーラ。
朝食に摂取している人も多いかと思います。
グラノーラは確かにオーツ麦など健康に良いものも入っていますが、それを砂糖で甘くしたり果物が入っていたりと糖質が沢山あるのでダイエットには向きません。
さらに牛乳で割って食べている場合は脂質も一緒に摂取されるのでさらにダイエットには向きません。糖質と脂質の組み合わせはとても太りやすいコンビです。
オートミールなどであれば問題ありません。
⑤痩せるために走っている人
走ることは物凄くいいことです。
筋肉や骨に適度な負荷をかけて刺激しますし、血管や毛細血管などの健康にもいいですし、ぜひ続けてほしい習慣です。
しかし、もし走ってダイエットしようとするのであれば、走るのを辞めた時にリバウンドしやすくなるので注意しましょう。
また、有酸素運動は食欲が湧きやすくなるので、走った分食べていないかを注意する必要があります。
30分ジョギングしても消費するカロリーはせいぜい200kcal程度。
せっかく走っても、フラペチーノやケーキなどを食べて500kcal摂取しては簡単にオーバーしてしまうので注意していきましょう。
⑥高額なダイエットプロテインを飲んでいる人
ダイエットにプロテインはとても有効です。
プロテインはもともと語源として「もっとも大切なもの」という意味があり、体を健康的に保つ上で必要な栄養素です。
特に栄養が欠乏しやすいダイエットでは、意識的に摂取するべき食材で、そういった意味でもプロテインはいいことです。
タンパク質はカロリーが1g=4kcalですが、食事誘発性熱産生(DIT)によって、およそカロリーの3割が熱となって利用されます。
つまり、糖質や脂質に比べて代謝をあげ太りにくいということが言えます。プロテインはそういった意味でも優秀なわけです。
しかし、ダイエットプロテインはダイエットと言いながら実はプロテインの含有が少なく、ただの栄養が添加されたサプリメントなだけな場合が多いです。
裏面の栄養価を見ると、通常のプロテインが一杯あたり20g前後あるのに対し、ダイエットプロテインは一杯あたり5gだったりします。
表記として「5000mg配合!」と書いてあると含有量が多いように感じますが、グラムにするとたった5gなので大して入っていないことがわかります。
その割に物凄い広告費をかけて商品の値段を底上げして高額なサプリが多いので、それなた普通のプロテインを飲んだ方がよっぽどマシと言えるでしょう。
⑦糖質ダイエットをしている人
糖質制限ダイエットはダイエットに有効です。
しかし、無理になりすぎていたり、極端に糖質を抜いている場合はリバウンドをしてしまうことが少なくありません。
糖質ダイエットをすることは悪いというわけではありませんが、その際にはしっかりと糖質を制限する意味を理解する必要があります。
そもそも「糖質=悪いもの」ではなく、その日のトータルカロリーや運動の有無などによって調整することができるようになる必要があります。
「糖質を食べていけない」
「ご飯は悪いもの」
そういった考えでは失敗に繋がりやすいです。そうではなく
「糖質は必要。でも今日はどれくらい必要だろう。」
「ご飯は運動の後に摂取しよう」
というような考えの方向に持って行けるといいかと思います。
また、ご飯を抜くくらいでしたら
- 甘いドリンクを避ける
- 洋菓子やお菓子を避ける
- 加工食品を避ける
- お酒は蒸留酒にする
などを心がけましょう。
⑧スーパーフードで痩せようとしている人
スーパーフードとは、特に女性が好きなものではないでしょうか?
ですが、実際はただの栄養が豊富な食べ物であって、特別に何か変化があるかというとほとんど期待できないのが実際のところです。
スーパーフードの特徴としては
- 高額
- 栄養豊富(身近なものより栄養が多いだけ)
があります。
アサイーなんかは一時期流行りましたが、そのほとんどがドリンクだったりグラノーラなどにあったかと思います。
しかし、実際アサイーは味がほとんどないはずにも関わらず、甘いのは他の果物の果汁や砂糖が添加されているから。
ポリフエノールや抗酸化が期待できるとしても、結局それらで相殺しているのでダイエットのむしろ敵でしょう。
それよりは、卵や魚などの栄養豊富な身近で手頃な食材を使って食事を整えた方がコスパがいいです。
⑨春雨などの低カロリーばかり食べる人
低カロリー食品は、体重を落とす上で確かに重要な要素の一つになります。
ダイエットに小腹を満たす方法として低カロリー食品をたまに食べることは有効な手段になりますが、ダイエットの軸として春雨スープやサラダだけにしていると、脂肪が減るだけでなく、筋肉の分解が促進され代謝も落ちやすくなります。
そしてそうしたダイエットでは、体重は減るものの見た目が思ったように綺麗に引き締まることがなく、栄養の欠乏によって肌があれたり不健康そうな見た目になっていきます。
ダイエットをする上でタンパク質は大事です。
脂質の少ない魚、肉、豆、卵、乳製品などを必ず食事に入れて、その上でどうしてもお腹が空いた時などに低カロリー食品などで空腹を満たすようにしましょう。
女性のダイエットあるあるまとめ

いかがでしたでしょうか?
いくつか当てはまった人も多いかと思います。
・市販の野菜ジュースは糖質多めなので控える
・酵素ドリンクはダイエットの期待はできない
・エステはダイエットではなくたまにリラックスで行くもの
・グラノーラは砂糖まみれでダイエットに不向き
・走るダイエットは食事に注意
・ダイエットプロテインより普通のプロテイン
・糖質制限ダイエットは無理なく意味を理解して行う
・高額なスーパーフードよりタンパク源
・低カロリー食はタンパク質を追加で
参考文献「オトナ女子のための食べ方図鑑」
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